神様のパズル

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神様のパズル ハルキ文庫 機本 伸司

 話題の神様のパズル読んでみました。
 北方謙三の三国志のしおりで気にはなってたんですが手付かずでした。

 結論から言うと面白いですね。これ。
 一方の主人公である天才少女のクライマックスへの道筋がちょっと勢い足りないかなと思いましたが、全体的には軽快で味付けも薄くなくて良いです。
 重厚なSFを期待している方には向きませんがそういう方は多分表紙で選びませんよね。
 ノリはラノベに近いと思います。軽いのでラノベメインの読書家にもお勧めしやすいです。

 肝心なネタの説得力に関しては、長月が宇宙論や量子力学に疎いので大して参考にはなりませんが、質量とエネルギーが等価であるという原則に対しての光子場理論はなんとなく丸め込まれました。しかし無に対して外から力を掛けるとビッグバンが発生するのくだりが良くわかりません。つまりどこか納得できていないという事です。

 次に人の扱いとか振る舞いに関しては、前述の通り沙羅華が盛り上がるまでに勢いが足りない感じがしました。主人公である綿貫が本筋に対して影響が薄く、脇筋での印象が強いのも残念なところかもしれません。映画が失敗したのはこういうところに原因があるのかもしれませんね。

 できるだけネタばれを避けて書きましたが、それだけオススメできるということでもあるので是非読んでみてください。軽く読めるので気軽にどうぞ。

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このページは、あおいたんが2008年8月 6日 21:26に書いたブログ記事です。

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